続 中太アイドルパロ // 太|宰インタビュー
「手前にとッての心の拠り所は織|田以外に居ねェだろうが、一度2人でやるッて決めた以上、最後まで俺が傍に居てやる」
⋆織|田作の急逝で一度活動を停止した太|宰だけど中原が出向いて4年ぶりのライブが
あの似非ハプニング(10数える奴)
---- 織|田作の一件を経て芸能界に戻って来た太|宰|治が雑誌のインタビューに答えるよ!
――芸能界に戻ってくると決断した切っ掛けは何ですか?
「行方を眩ませた私を、中|也が見つけ出して呉れたのだよ。と云ッても、行きつけのルパンに居るだろうことを、長年の勘で見抜かれただけなのだけれど。其れでね、私を見つけるなり、抱き着いて来て。もう本当、子供みたいに驚いて仕舞ッたよ」
――子供みたいに、ですか。
「絶対有り得ないと思ッていたから、余計にね。あまりにきつく抱き締めて来るから、言葉すら私は云えなかッた。暫く然うしてると、中|也が『巫山戯ンじゃねェ、手前一人の事情で一体何人が傷ついたと思ッてる』ッて。其処で気づけた。私は今迄、人の死にこンなに密接に関わッたことがなかッたから、焦りや不安に塗れて、周りを見れていなかッた。立ち止まッて、迷ッて、折角辿り着けた筈の処ですら、見付けられなかッた」
――〝辿り着けた筈の処〟――其れは、個人でですか、其れとも、「双黒」で、ですか?
「個人個人で何とか出来はした、と云いたい処だし、云えるのならこンなに時間は掛からなかッたよ。矢ッ張り、互いには互いが必要だッたし、道標と成る存在が居なきゃ、余りにも欠け過ぎている。――例えば天秤。両方同じ重さの重りを乗せたとする。片方を降ろすと天秤は如何なる?」
――降ろしていない方の重りに傾いて仕舞いますね。
「御名答。更に云うなら重りは其々私と中|也。天秤は『双黒』。道標は見守る人物。常に目まぐるしく私たちは成長を続けているけれど、自分自身の世界しか見えない、見ていない時が有る。相棒も然うだし、応援して頂いているファンの皆様を見つめることも大切。――其処で、見守る存在を、自分自身に決めたのだよ」
――自分自身で、周りを見つめ乍、刺激を、と云う感覚ですね。
「うふふ、凄いよ君。冴えてる。然うすれば、立ち止まらずに歩き続けられる。――あの時、中|也の言葉で、立ち直れたのだよ」
――中原さんの、言葉とは?」
「『巫山戯ンじゃねェ』ッて云ッた後、中|也が離れるかなと思ッたけれど、囁くようにこう云ッて来た。頭を鈍器で激しく殴打された気分だッたよ。――『手前にとッての心の拠り所は織|田以外に居ねェだろうが、一度2人でやるッて決めた以上、最後まで俺が傍に居てやる』ッて。臭いよね。傍から聞くと」
――いいえ、素敵な言葉です。
「今回は完全にしてやられた気分だけれど、此の一言が切ッ掛けと成ッて、私はもう一度やッてみても良いなと思えた。今迄も、そして此れからも、沢山辛いことも有るし、多くのことを乗り越えて行く。躓いて仕舞うことも有る。そンな時、あの日を思い出して、私自身も、そして中|也とも。頑張ッて行く。あの後、こう約束したのだよ。――其れにね、私たちにとッては必要なぶつかりだッだと、私は思う」
――必要。確かに、重く心に響きました。
「流石は重力が好きなだけある中|也。貫禄が違うよ」
…以下活動方針やライブについての話が続く(割愛)
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